ボルダリング 肩の痛み ー猫背気にしてますか?ー
ボルダリングを続けていると肩を痛める人が多いと思います。
私の周りのボルダーも肩の痛みや違和感を抱えながら登り続けています。
肩が痛い人の特徴
ホールドをプッシングした際などに肩に負担がかかり痛みが出ることなどが多いですが、ボルダリング経験が豊富な人で肩に痛みがある人の共通点があります。
それは猫背です!
日本人に非常に多い姿勢ですが、なぜ猫背が痛みを引き起こすのか?
今回は書いていきたいと思います。
まずは自分が猫背かどうかをチェックしてみてください。
猫背のセルフチェック
1、壁に背中をつけてください
・顎が上に上がっている、または頭が肩よりも前に出ている
・腰(おヘソよりちょっと上の高さ)に空間が手のひらが余裕で入る
または意識しても壁につけられない。
・ふくらはぎが伸ばされて痛くなる
2、写真や鏡でチェック、ストレッチでチェック
・肩が前に出て、内側に巻き込んでいる
下の画像のようにして胸筋が伸びて痛い、または肩甲骨が浮いてしまう(この場合は左側)
by hideyukiriha.com
上記のうちどれかに当てはまれば猫背の可能性があり、もし肩が痛いのであれば姿勢を直すことで解決するかもしれません。
なぜ猫背が肩の痛みの原因となるのか
猫背が肩に悪い理由としては肩の柔軟性低下と可動域が狭まる原因となるからです。
肩は1つの関節ではなく5つの関節と背骨(胸椎)から作られています。
このうち1つでも障害されると肩関節の機能が低下し怪我に繋がります。
猫背の姿勢になると、背骨が曲がることで肩甲骨が外側に移動し、肩が前に移動してしまいます。そうなると肩をうまく上げることができず、次第に肩回りの筋肉も硬くなっていきます。つまり、肩関節全てに悪影響を与えます。
この状態でボルダリングのような大きな負荷をかけると硬くなった肩に無理な動きを加わり、痛みが出てきやすくなります。
せっかく、ボルダリングを続けて強くなった人も怪我をしてしまうと思い切った動きができなくなり、楽しくなくなってしまいます。
ボルダリングは生涯スポーツと思っているので、ぜひセルフケアを習慣づけてみてください。
下記のリンクにストレッチ方法が書かれたブログがありますので、ご参考にどうぞ
http://kimeyaka-blog.com/scapula-diet-9338
また近々、猫背に対するオススメの方法を書きたいと思います!