クライミング日記 ぶらトレ効果!? グレード更新
週に1度程度、同僚の方々と登ることがルーティンになってきました。みんなが上手くなってきていることに、喜びと驚きを感じています。あと焦燥感...(笑)
その皆が一斉にグレード更新できた日があったので自分なりに考察して報告したいと思います。
以前、「ボルダリングに握力は必要か?」というブログ記事を書きました。
ここで単純な握力よりも耐久力がよりクライミングの能力に影響するということになっていましたので実践してみました。
休憩の合間に、鉄棒みたいにぶら下がるトレーニング(ぶらトレ)を1週間程度みんなにやってもらって効果があるか、検証。
ぶらトレ内容:限界までぶら下がることを1日3回以上
結果
Aさん:ぶら下がり最長時間80秒
ベストグレード5級→4級を2本クリア
Bさん:ぶら下がり最長時間90秒
ベストグレード5級→4級2本、以前からできなかった5級を2本クリア
Cさん:ぶら下がり最長時間120秒
ベストグレード4級→3級2本クリア
こんな嘘のような結果となりました。笑
登った人は以前より楽に登れたり、課題のトライ数も増えたと言ってくれています。
まとめ
ぶらトレだけでの効果ではないですが、やった本人は効果を実感しているみたいでした。
行ったトレーニングはしっかり握れる棒を握りぶら下がるトレーニングで以前紹介した方法ではないのですが、それでも少しは効果が出たみたいです。
あと今回は初級者から中級者にかけての人が多かったので、伸びしろが多いためより効果が出やすい結果となったんだと思います。(上級になるとスキルの部分が重要となってくるので)
ここでのぶらトレのメリットとしては、運動は週2回以上の練習で上達すると言われていますが、週1回のボルダリングでもぶらトレをすることによって補うことができる可能性があるということ。
本来であればこのトレーニングを週3回以上1カ月ほど続ければ、血管も発達しますし、もっと効果が出そうな気がします。
最後に
ボルダリングをもっとやりたいけど時間をあまりかけられない人もいると思います。そういう方には試してみる価値はあるなぁと思いました!
こちらもどうぞ
ボルダリング シューズを磨いてますか?
足が切れやすく、足さばきが一向に上手くならないことが最近の悩みです。
少しでも改善しようと苦悩しております。
最近発見した、ボルダリングシューズを磨くということ
掴みづらいホールドや、何回もトライした課題のホールドにはチョークが堆積しやすいですよね。
そこで、多くの方がブラッシングをしてホールドを磨きます。
特にカチやスローパーは念入りに行うのではないでしょうか?
私も自分の課題を取り組む時は必ずブラッシングしています。
ではシューズは磨いていますか?
最近、滑りやすいボテや、ツルっとしたジブやカチなどを使う課題が多く
どうも、足がしっかり踏めていない。
スキルが足りないのも前提としてあるが、
シューズのソールが少しヘタってきたのかな?と思い、よく行くクライミングショップに相談してみました。
そこで教えてもらったのはシューズを磨くこと、シューズもチョークが堆積したホールドに乗りますし、マットの上にもチョークが溜まっていますから、よく考えればシューズにもチョークが多く付着します。
それまで私はシューズには無頓着でたまに雑巾で水拭きと乾拭きを行う程度でしたが
シューズを磨くと確かにフリクションが戻ってきた気がしました!(単純過ぎ 笑)
店員さんによると水拭きよりもブラッシングの方がよく取れるとのこと
はじめて知り、驚きました。
実際にこんな感じです↓
数回擦ると綺麗になりました。
雑巾で拭くよりも手軽で、重宝しています。
滑りやすいと感じている方はぜひ 試してみてください!
補足
ブラシは基本的にはどれでも良いですが、私は少し固めの靴用ブラシを使っています。
ボルダリング スランプからの限界突破 ー復習って大事ー
出典:
最近、集大成に参加して、1・2回登れた課題でも登れないことが多いんだなと感じました。登れない時はとても悔しいです。
当然ですが復習が大事だなと思い、復習する意義を考えたいと思います。
ボルダリングの競技特性
ボルダリングを始めたばかりのうちは、やればやるほどグレードを更新できたり、前回できなかった課題があっさり行けたり楽しいですよね。どんどん新しい課題を突き進んでいく珍しい競技だと思います。
でもスランプは必ずやってきます(3〜4級ぐらいが多いですかね)
その時に登れない課題をひたすら行ってもよいのですが、悪いイメージのままでは良いムーブはできないです。
以前、クライミングには身体的な成長と、技術が大事だと書きました。
復習する意味としてはその技術=スキルの成長ができる点だと思います。
少し専門的に言うと粗形態→精形態→自動化という流れでクライミングが上達していくと言われています。
粗形態とは:いわゆるまぐれです。何回もトライしてなんとか登れる
精形態とは:ムーブが完成されただけではなく、様々なムーブで柔軟に登れること
ムーブが崩れても最小の力で調整できること。
自動化:精形態よりさらに上達した状態、勝手に運動が繰り出される。
スランプに陥った人は、以前登った課題がまだ粗形態の状態にしていませんか?
当てはまる方はぜひ、前回の課題を登り詰めてみてください!
スキルがアップしスランプから脱出できるかもしれませんよ(^ ^)
以上、絶賛スランプ中の私が自分に言い聞かせるように書きました 笑
クライミングにおいてスキルの要素の割合について書いてありますので、こちらもどうぞ。
今日はこの本「クライマーズ・ボディ」を参考にしました。
クライミングの生理学をわかりやすく書いた本でオススメです。
ヴォルケニック クライミング&フィットネス(Volcanic Rock Gym)海外のボルダリング経験3 実践編
実践
今回こそ実践編を書けます。
まずはハワイのジムなのでグレードがUS表記です。
実際、壁を目の前にすると若干混乱してしまいましたが、何回かやっているうちにすぐ慣れました。
数字が大きくなるにつれて難しくなっていきます。
こんな感じでグレードが書かれています。
日本で多いようなテープで難易度は決まっていませんでした。
すべての課題は足限定です。
そのため、テープは非常にカラフル!ハワイアンですね
でもカラフルなテープが多くて、途中で課題を間違えることが多かったです(^◇^;)笑
ボルダリング成績結果
V3~4 5〜6本
V5 2本
V8 1本
1〜2時間でこれくらいは登れました。
海外ということもあり、怪我の恐怖感があってダイナミックなランジなどは行わず、課題を厳選したのでこれくらいの本数となったと思います。
インプレッション
海外ということもあり、リーチが違うのかな?と思っていましたがあまりリーチ差は感じませんでした(私の身長は182cmだからかな?笑)。
日本のジムと比較してもそこまで難易度は違いませんが、同じグレードの中でもかなり難易度に幅があるように感じました。
実際に私でもV8が登れるような課題もありましたので幅が広い印象です(お買い得)。
実際の動画を2つだけ載せておきます。
なかなか全体が写ってませんが良かったら見てください。
下手くそなムーブですみません。
ちなみに天井ボテへのランジムーブは恐怖感に負けてやっていません。笑
まずはV5
V8
まとめ
今回ははじめて海外でボルダリング体験して、海外の雰囲気や課題の構成など刺激になることが多かったです。
ここのジムではクライミングだけでなく、プールやヨガ、筋トレなどすべてのフィットネスが揃っていて、クライミングを身近に感じられて日本でもこんなジムが多くなってくると良いなぁと感じました。
あと店長とも少し話せて握手しましたが、あんなに分厚くて柔らかい手ははじめてでした。写真も撮りたかったのですが、すぐにいなくなってしまいました。残念です。
また行きたいなぁ!
一番はじめのブログです。
ヴォルケニック クライミング&フィットネス(Volcanic Rock Gym)海外のボルダリング経験2
今回は、Volcanic Rock Gymの続きとして「ジム紹介編」を書いていきます。
このような入り口で手続きを終えたらすぐに登ることができます。
入り口をからすぐに見えるのは
最新のトレーニング機器が多く並べられています。
その横にクライミング壁があります。
すぐ横に筋トレ器具があることで、トレーニングの一環としてもクライミングを取り入れていることが強く感じられました。ジムのコンセプトなのでしょうか?
実際に、筋トレしていたおっちゃんがホールドで懸垂していたりして、クライミングを身近に感じさせてくれるジムだなぁと感心していました。
日本だとクライミングだけになりがちですが、ここのジムでは会員登録すると、すべての体ケアがここでできてしまうんですね。最先端な感じです!
更衣室・ロッカーについて
ロッカーは地下にありますが、スタッフのお姉さんに聞くと、壁のところで着替えても大丈夫!って言われるので私はロッカーを利用しませんでした。ロッカーはない人は貴重品はカバンの中に入れておきましょう1
壁の紹介
5面の壁があります。
左から垂壁・弱傾斜壁・170°壁・傾斜壁(115°ぐらい)・一番奥も垂壁でした。
高さは日本と変わらないですね。
ちなみに矢印の奥にトイレがありました。
そして、一番驚いたのが天井にボテ!
近くの壁からボテに飛び移るランジムーブが設定されていて360°使うことができます!
これは私は初体験で、かなり新鮮でした。
※床に関して灰色の部分はあまり跳ねないトランポリンのような素材で、登るときは青いマットを準備して登ります。
なので、日本みたいに全面マットではないので少し気を使いながら慎重に登らないといけません。
日本との違い
ヴォルケニック クライミング&フィットネス(Volcanic Rock Gym)海外のボルダリング経験
ここ1週間ブログを更新できませんでしたがハワイに行って参りました。
私事ですが結婚式を挙げました。これからも宜しくお願いします。
そんな中でもしっかりとボルダリングをしたいと思い、こっそり探して少しだけ行ってきました。笑
ヴォルケニック ジムについて
2015年5月に都市部のワイキキにオープンした。プロクライマーのジャスティン・リッジレイが手がけた店です。
ジムの位置
住所:1212 Punahou St., Honolulu, HI 96826
ジムの場所はワイキキの中心からタクシーで10分程度で着きます。
ジムへのアクセス方法
矢印で示したDFSというところが有名な免税店でここから乗ったことが前提とします。
ジムの周辺はKoreanTownで治安は良さそうです。歩いても行けますが、せっかくハワイに来たのですから時間を短縮したいと思う方はぜひタクシーをご利用ください。
私は大体12💲ぐらいで行けました。
チップを含めると14💲くらいですかね。
タクシー利用の注意点とコツ
中心街やホテルの近くはタクシーが多いですが、ジム近くにタクシーはあまり通りません。
そのため、乗ってきたタクシーに帰るときも「この時間に迎えに来て!」と言っておくと便利ですよ。
私はなかったですが、観光客にはぼったくるタクシーも少なからずいるみたいです。
店の目印
店の前には大きすぎる木があります。
ここでタクシーから降りると思います。
その木の傍に見えにくいですがジムの目印である緑の屋根があるので見つけてください。
利用料金について
利用料金は1日パスで25💲です
チョークとシューズ込みの値段のようです。
私はシューズとチョークを持ち込みしました。
初めての人は同意書へのサインを書かないと行けないですが、経験者は不要です。
このようなシンプルな入り口で迎えてくれます。私の場合は女性のスタッフが対応してくれました。
当然ですが、日本語はまったく通じません。
スタッフさんは優しくて私の片言英語でなんとかできたので、大丈夫です。
長くなってきたので、今回はアクセス編として
次回はクライミング実践編を書こうと思います。
続きです
クライミング日記 集大成に参加
「集大成」への参加
出典:http://www.rockyclimbing.com/
ここ2〜3週間ぐらい右手首の痛みに悩まされ、ピンチホールド・スローパーが特に厳しくて登れない日々が続いていました。
おそらくTFCC損傷と思っています。
最近は痛みが少しずつ治まってきたこともあり、ちょうど開催されていたロッキージムの「集大成」に参加してきました。
「集大成」
ロッキージム各店舗でホールド交換前に行われるプチコンペです。
グレードを決めて、そのテープ課題をその日のうちにトライします。
各課題2Tryまで挑戦が可能です。
記録結果
私は今回2級に設定
結果は15本中6本を完登です。完全に負け越しました!笑
手首の調子を見ながらなのでしょうがないですが、悔しいです。
あとプチコンペですが、やはり緊張しやすい私はかなりプレッシャーを感じていたようです。2Tryまでというのも、なかなか力みましたね。
まとめ
今回で学んだことは、1度登ったことのある課題でも期間が必ず復習が必要ということ。分かってはいますが、面倒くさがりな私はどこかで避けていました。
あとは集中力も大事ということ。
前回、クライミングでメンタル面の要素が大きいことを書きましたが、今回はそのメンタル面が持ちませんでしたね。緊張もしました。
また自分の弱点が見つかって嬉しいです。
明日から再度、質を意識して、手首を大事に登っていこうと思います。
登れるようになってきたこともあり、これを機に少しずつクライミング日記をつけていこうと思います。
精神面の記載についてはこちらをご参照ください。