難しいけど楽しい!!コーディネーション課題の特徴とメリット
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最近はインドアボルダリングが全国で定着するほどメジャーになってきていると思います。
そんな中で、元々は外岩の練習用に用いられていたインドアボルダリングですが、最近はインドアに特化した課題も世界的に増えてきています。
代表的なものをいえば、コーディネーション課題です。ワールドカップなどでも1つ以上は必ず入ってきています。
初めて経験する方には難しく感じることが多いですが、繰り返すことで楽しくなってきます。
その特徴とメリットについて少し思ったことを書いていきます。
コーディネーション課題って??
コーディネーション=協調性です。
手足・体幹をタイミングよく動かして(協調させて)遠いホールドをつかむムーブです。
普通に登ると不可能そうな課題でも、コーディネーション系だと理解すると登れる課題となります。そのため、ひらめきが大事になってきます。
下に野中選手が完登したコーディネーション課題を載せます。スマホでは見にくいかもしれませんがご容赦ください。
このように手と足をコーディネーション(協調)させて、登るムーブです。
コーディネーション課題の特徴
普通に登る課題と比べて、一番の違いは手足の動かすスピードです。
普段は手→足→手など、手と足を交互に動かして登りますが、コーディネーションはほとんど同時に手足を素早く動かしながらホールドを掴まなければいけません。そのため、自分がどのように動いているのかを正確にボディイメージができていること、またイメージ通りに動くことが要求されます。
さらにコーディネーションは横への動きがとても多いのも特徴的です。横へ動いた後ランジやダブルダイノへ継なげたり、逆に足だけで静止する場合もあります。
通常の動きとだいぶ異なりますので最初は恐怖心が生まれやすく、恐怖心に打ち勝つことも大事になります。
コーディネーション課題のメリット
コーディネーション課題が上手くなることで、ボディイメージがより明確になることで、手足を正確に使うことができるようになります。
少し専門的に言うと神経系の再教育には最適だと思います。普段と全く違う動きを行い、体に新しい刺激を与えることでより、体幹・上半身・下半身の効率的な動かし方、力の入れ方を鍛えることができます。
ヨーロッパでは以前から、遊びのようにトレーニングを行っています。
参考に動画を載せます↓。
まとめ
コーディネーション課題はジムに必ずある課題ではありません。比較的規模の大きいジムで課題を置いている印象があります。
お近くのジムにある人は、ぜひトライして楽しんでみてはどうでしょうか。トライ後は体が変わっているかもしれません。
課題がジムにない人は、スタッフさんに作ってもらうのも手ですね!