ボルダリング 指皮のケアー結局、継続が一番大事!ー
以前に指皮再生クリームの記事を載せていましたが今回は手入れについて。
ボルダリングを打ち込むほどに問題になることが多いのが指関係です。
特に冬の季節が近づくと外岩のシーズンとなり指皮を酷使することが多く、指皮のケアに悩むことも多いのではないでしょうか。
私も登りに熱中するあまり指皮が硬く角質化してしまうことあり、そうなってしまうとホールドを弾いてしまい、保持がしづらくなってしまったことがありました。
ホールドを弾くとは?
本来、指の皮は柔らかく物を持ったときにある程度伸縮して圧着面積を広げることでより楽に持つことができます。
加えて指先の感覚で強く持ったり優しく持ったりと力の調節もしています。
指皮が硬くなると伸縮性が失われ、感覚も鈍くなって本来の保持する力が鈍ってしまいます。普段であれば簡単に持てるホールドが持てなくなる=つまり弾いている状態となります。
今までの指ケア
ボルダリングの指皮のケアについて多くの方が知っているのはグリセリンカリ液でのケアが有名ですね。私も小川さんのブログを拝見して実践してました。
簡単に説明すると、グリセリンカリ液を指先につけて数分放置してから洗い流してハンドクリームをつける流れです。
非常に簡単ですが、ズボラな私はめんどくさいなぁーと思ってしまいました。もちろん数ヶ月は続けていましたが次第にフェードアウト笑
私が長続きした方法
どうにかして簡単に忘れずに指を柔らかく保つ方法がないか考えた結果、女性のクライマーの指って柔らかい人が多いことに気づきました。
なんでだろうなぁーって考えてたら化粧水が目につき、もしかしたらこれが良い効果をもたらしているのか??と思い、実践。
半年使い込んだ結果
お風呂から上がり、寝る前に化粧水を手のひらから指全体に塗り込み(ついでに顔も)、その上からハンドクリームを塗って就寝。
これを半年続けてみたら圧倒的に以前よりも指皮のコンディションが良い!
調べてみると化粧水の成分にも皮の軟化成分が含まれていました。
これなら毎日忘れずに継続できそうです。
すでに指皮が硬い人は
皮膚の軟化には時間がかかります。指の腹の側面や指の関節部分がすでに角質化しているかたはヤスリで削ったほうが早い。もちろん削り過ぎはよくないですが、多少削ってもボルダリングには影響は少ないです。むしろ即効性があり弾くことは劇的に減ります。
削って柔らかくした後からケアをしっかりすれば問題ないと思います。
<まとめ>
結局は継続できる手段が一番大事です。継続してベストパフォーマンスでクライミングを楽しめると良いですね。
こちらもぜひ読んでみてください!
外岩便利グッズ まとめ
冬場になり、本格的な外岩のシーズンになりました。
この時期は寒さは厳しいものがありますが、岩のフリクションが良くなり落としたい課題をトライする人も多いと思います。また、外岩クライマーに誘われて外岩デビューをする人も少なくないのではないでしょうか?
今回は私が外岩に持って行って良かったものを紹介していこうと思います。
ボルダリング、マット関連物品
外岩に行く際はマットを持っていくまたは、レンタルしていく人が大多数だと思います。マットにプラスαあると便利なものをご紹介。
1、お風呂マット
外岩には定番のグッズです!
待機場所や、シットダウンスタート時のサブマット代わりなどあれば便利です。
適度に柔らかいので硬い岩場でのお昼ご飯の時にも活躍してくれます!
2、ブルーシート
岩場の下地が濡れていたり、土の場合は大事なマットに汚れが付いて掃除が地味に大変です。
大きめのブルーシートがあれば、ある程度の汚れを防止してくれて、撤収時の掃除も楽になります。
3、布団たたき
マットには土埃やチョークの細かい汚れが付きやすいです。こまめに布団叩きで払うことでより綺麗な状態を維持できると思います。
おすすめなのは、布団たたきにブラシが付いているタイプです。細かいチョークまで綺麗に落とせます。
4、タオルまたは足拭きマット
岩から降りると地面を歩かなければいけません。再度、登る際にソールの汚れを落とす必要があります。そのときにタオルがあるととても便利です。個人的にはマイクロファイバーのタオルが拭き取りやすくおすすめです。足拭きマットも売っているので、お好みで選ぶと良いと思います。
5、カイロ
冬場は必需品ですね。手を温めるのもいいですが、一番はシューズの中に入れて温めておくと寒さで足先の感覚が鈍くなることもある程度は防いでくれます。
食事関連
外岩は自然に囲まれた郊外まで行くことが多く、一度たどり着くとその場所で一日中登り続けることが多いと思います。当然、食事もその場で済ませることがほとんどです。大自然に囲まれてのせっかくの食事ですので、お湯があるだけで幅が広がります。
1、ジェットボイルなどのガスバーナー
寒い屋外では休憩時にサッとお湯を作れると休憩の質の幅がグッと広がります。レスト中も体を一息インスタントコーヒーなどを作れると気持ちもリラックスできることでしょう。
お湯を沸かす点ではモンベルのジェットボイルがおすすめです。かなり早く沸かすことができます。料理をする方はプリムスなどの熱エネルギーが高いタイプを選ぶと良いでしょう。
2、保温マグ
ガスバーナーは少し値が張ります。またガスを使うことに抵抗がある方もいると思います。そんな方にはサーモスなどの保温マグがおすすめです。熱湯を入れると12時間ほどは十分保温できます。お湯を沸かす手間がないため機動性は抜群です。
撮影グッズ
外岩を登ったときの爽快感は格別ですね。そのときの動画を思い出としてスマホで撮影する人も多いです。しかし、外だと何かと撮影がうまく行かない場合も多いです。
その際に役立つグッズです。
1、三脚
定点カメラとして三脚をセットしておけば大抵の場所は撮影できると思います。
最近はBluetoothで遠隔操作も可能な物まで出てきており、便利さが増しています。
三脚の足がフレキシブルに動かせるタイプが外岩ではよく見かけますね。
木に巻き付けたりして、工夫している人が多いです。
2、ポータブル充電器
肝心なときに充電が切れることが往々にしてあります。そんなトラブルを防ぐためにポータブルバッテリーは必需品です。
最近は大容量バッテリーもかなりコンパクトになっており、1台あると複数人賄うことが出来ます。
3、GoPro
スマートフォンで撮影される方が多いですが、スマホは参考動画を見たり、容量を気にしたりと撮影以外でも使うことが多いです。GoProなどの撮影用カメラがあるとスマホが自由になるので撮影のストレスが減ると思います。GoProであればスマホとの互換性も良く楽ですよ。
上級者編
ドローン
最近は渓谷などスペースが広い場所の岩場にドローンを持ち込んで撮影する人も稀に見かけます。空からの撮影は大迫力ですね。もちろん、飛ばすときは周りへの危険がないことを確認しましょう。
まとめ
今回は外岩で役立つグッズをまとめてみました。
外岩は不便なことが多いですが、ちょっとしたアイテムで一気に快適になります。
楽しい外岩ライフがより好きになると思います。
ボルダリング 人気の服ブランド
www.amazon.co.jp
ボルダリングは服装が自由で、ユニクロの服装でも十分に登れます。
実際、私の友人は未だに高校の体操服で登ってます。笑
ボルダリングを始めるにあたってはハードルも低く、気軽にできるのも良いことですね。
ただ、ボルダリングをせっかく続けられているからには、好きなブランドの服装でおしゃれに登りたいという願望も出てくると思います。
今回は代表的なブランドをご紹介します。
1、mont-bell(モンベル)
Function is Beauty(機能美)”と“Light & Fast(軽量と迅速)”をコンセプトに商品開発を行っている日本のブランドです(モンベルHPから引用)。
私も普段使いをしているブランドであり、安価なのに高機能で最近はデザインも良いものも出ていておすすめです。
2、Heavy
heavy.(ヘヴィ)は2011年に設立。
「ストリート」と「エクストリーム」をコンセプトに掲げ、激しい大会や過酷なフィールドに着用できるストリートウェアを提案している(HEAVY HPから引用)。
ズボンの✖️印が特徴的なブランドです。とても丈夫で耐久性の高いブランドです。
↓こちらのサイトから購入できます。
3、e9
イタリアのトップクライマー、MAURO CALIBANI(マウロ・カリバーニ)が自分で納得するスタイルを求めてデザインするクライミングウエアブランド。イタリア国内生産・最高の素材を使用した素晴らしい仕上がりです。POPなカラーリングとユニークなデザインには隠れファン多数。(http://www.edgeandsofa.jp/)から引用)
デザイン・ストレッチ性に優れた商品で履き心地もよく、私もお気に入りなブランドです。このメーカーは服が被ることも少ないのでおすすめです。
海外メーカーなのでサイズは日本より大きめです。
参考までに私は身長180cmですがサイズはSサイズで使用しています。
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4、Black diamond
www.lostarrow.co.jp
クライマーによるクライマーのためのメーカーとして1989年に設立。信頼できる道具を作るというシュイナード氏のポリシーを忠実に受け継いで、常に最高品質のハードギアを開発することを目的としています。(www.lostarrow.co.jpより引用)
5、Gramici
「グラミチ」は、1970年代、アメリカで“ストーンマスター"と呼ばれ、
ヨセミテロッククライミングをリードしてきた一人のロッククライマー、マイク・グラハム氏が、当時のクライミングウエアでは満足できず、
独自の手法で機能性に富んだウエアづくりに着手し、1982年カカリフォルニアの小さな倉庫で立ち上げたブランドです。(www.amazon.co.jpより引用)
特にパンツには定評がありしっかりとした作りをしているメーカーです。
6、Mammut
(https://item.rakuten.co.jp/kompas/c/0000007383/)
MAMMUT – マムート-は、1862年創業の150年以上の歴史を持つスイスのアルパイン・クライミング用品製造メーカーです。
最高のテクノロジー、優れた機能性、ヨーロッパらしい洗練されたデザイン性で、山岳アルプス、ヨーロッパや日本において多くのトップクライマーや山岳ガイドから絶大な信頼が寄せられています。(MAMMUT HPより引用)
こちらもジムでよく見かけるメーカーです。
7、パタゴニア patagonia
最高の製品を作り、環境に与える不必要な悪影響を最小限に抑える。そして、ビジネスを手段として環境危機に警鐘を鳴らし、解決に向けて実行する。(HPより引用)
おしゃれ服の代表格ではないでしょうか。街中でもよく見かけるブランドですね。
8、THE NORTH FACE
"DO MORE WITH LESS"、「最小限のエネルギー・物質で、最大限の機能を引き出す」というコンセプトをもって、ものづくりの原点としているメーカー(HPより引用)
タウンユースでも着ている人が多く、アウトドアメーカーの代表的ブランドです。
アウトドアメーカーの中で一番認知度が高い印象です。ジムでもよく見かけますね。
まとめ
今回は服のメーカーをまとめてみました。
全国各地でにジムがあり、競技人口も爆発的に増えているスポーツです。これを機会に周りとは一味違うスタイルで登ってみてはいかがでしょうか。どのメーカーも少し値段は張りますが高機能でその価値はあると思います。
ついに発売、チバトレ!トレーニングブック
ついにチバトレの本が発売されました。
私のブログにも千葉トレ(チバトレ)がいいよ!とは書いていますが具体的な参考本はなく、雑誌や講習会へ参加しないと経験できない状態でした。
講習会に参加してもチバトレを全部は体験できないため、私も試行錯誤しながらトレーニングをしていました。
そのため、今回の発売は待ちに待った本です。
チバトレって何?
パーソナルトレーナーとして活躍している千葉啓史さんが行っているトレーニング方法。プロクライマーの野口啓代選手、楢崎智亜選手も実践している体幹エクササイズです。
他のエクササイズとの違い
通常の体幹トレーニングは下の画像の言うに体を固める動き(安定させる)が多く取り入れられています。
チバトレは固める動きのトレーニングというよりは体幹を中心として全身をくまなく、上手に使うこと(身体操作)を目的としています。
体幹の動き、体幹と手足の連動、体の軸の感覚を養いながら体を動かしやすくすることで怪我の予防にもつながります。
これだけでも他のトレーニングとは大きく違うのですが、チバトレは体操やヨガのように体遊び感覚で行えます。歯を食いしばってトレーニング!という感じではなく楽しく行えることも大きな特徴です。簡単に見える動きも意外にできないことに気づける内容となっています。
ウォーミングアップでも行えるものも多くコンディショニングにも使えるトレーニング方法だと思います。
効果は?
効果は野口選手、楢崎選手が立証している通りだと思います。笑
私も講習会に行って以降、実践していますが体の怪我は少なくなり、テーピングをする機会も減った実感があります。
続けやすいトレーニング内容なので効果も出やすいのかもしれません。
まとめ
これまでチバトレを経験したくてもできなかった人が多かったと思います。
本の中身はチバトレの目的などの説明や選手のコメントも記載されており、今まで経験したかった人や現在のトレーニング方法に疑問を持っている方はぜひ一度読んでみてはいかがでしょうか。
価格:1,836円 |
クライミング 大会の楽しい見方
https://www.youtube.com/watch?v=ujJmzySltZ8
平昌オリンピックも終了して、次は東京オリンピックですね。
2020年東京オリンピックは嬉しいことにクライミング競技が初めて採用されます。
最近は大会の中継やスポーツ番組で取り上げられることも少しずつ多くなっってきました。
しかし、野球やサッカーなどと比べてどこに注目してみたら良いのか、何が凄いのかなど、クライミングを経験したことのない人は分かりづらいのではないでしょうか。
そこで今回はボルダリングの観戦方法について私なりの楽しみ方をご紹介します。
観戦方法
1、登り方の違い
選手によって登り方(ムーブ)が異なります。それは選手の年齢や身長、好きなホールドなどがあるためです。
また同じ課題でも選手の考え方が個々で違うため、こちらが予想していた登り方と全く異なる登り方をする選手もいます。それは見ていて非常に面白いと思います。
下にジャパンカップでの野中選手と野口選手の動画を載せておきます。
ランジで初手を取ってから次の一手がそれぞれの得意な取り方をしています。
どちらもさすがのムーブで見ていて興奮してしまいますね
2、登った回数・ボーナスポイント
ボルダリングは完登数で順位が決まりますが、他にも1課題につきTry数、ボーナスポイントの取得が上位争いでは重要になります。
特に、コーディネーション系やバランス系の課題では一回目で完登することは難しくTry数も多くなる傾向があります。そのような課題で以下にTry数を少なく登れるかも注目です。
また時間制限ギリギリで登れる選手も多く、盛り上がるポイントですね。
この動画で2分過ぎから流れる課題が野口選手が時間ギリギリで完登しかなり盛り上がりました。
3、ホールドの形
https://ameblo.jp/2001121220040131/entry-12249646013.html
この画像ではルービックキューブのようなホールドを使っています笑
このようにユーモアに溢れるホールドも数は少ないですが使われることがあります。
特徴的なホールドを探すのも楽しみ方の一つですね。
5、中継の解説者
現在、テレビ放送は少ないですが、you tubeなどでライブ配信されることが多く、その際は解説者のコメントも注目です。
課題の特徴やホールドの種類、選手の特徴などをわかりやすくコメントしてくれるのでボルダリングを知らない人にもわかりやすく楽しめます。
そのため個人的にはニュースよりもライブ配信のほうがよりボルダリングを楽しめると思います。
まとめ
今回は、ボルダリング観戦方法について少し紹介しました。
自分の好きな選手も見つかるとより親近感をもって楽しめると思います。
一人でも多くの方がクライミングを観戦してくれると嬉しいですね。
ブラインドクライミングの魅力
http://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/photo/000/003/145/145/3145145/p5.jpg?ct=6d1e48c2b350
最近、メディアの報道もありボルダリングをはじめとするクライミング競技の認知度がかなり上がってきていることを肌で感じます。
東京オリンピックの競技に採択された影響がかなり大きいみたいですね。
クライミング競技には視覚障害をもつ方が競技を行うブラインドクライミングがあることはご存知でしょうか?
残念ながら、東京パラリンピックには組み込まれませんでしたが、次大会からは正式に採用されそうです。
やってみると面白く、晴眼者の方にもぜひ知ってほしい競技です。
今回は視覚障害者のクライミングについて、その魅力を書きたいと思います。
ブラインドクライミングって?
視覚障害の程度によってクラス分けされています(B1【全盲】〜B3【弱視】)。
リードクライミングはW杯も開催されており、世界中に広がっております。
通常のクライミングとは異なり、ホールドの位置を知るために、ナビゲーターがホールドの位置を伝えていきます。また大会には点字を使ってオブザベーションも行われております。
あとはルートや難易度は健常人と変わりません。
クライマーとナビゲーターとのコミュニケーションが非常に大事になってきます。
ナビゲーターはホールドの位置を時計の時間で指示することが多く、さらに距離感や足場などを伝えるのはかなりのスキルが必要です。
私は、かなり時間がかかったり、方向を間違えたりしてしまいました。
このような感じです↓
選手の特徴
ホールドの位置を登る前にある程度は確認しますが、距離感やホールドの掴みやすさは登ってみないとわかりません。
そのため通常の登っている時間よりも大幅に長い時間のぼるためブラインドクライミングの選手は持久力がかなり必要です。
またホールドへ手を伸ばす際にはホールドを探る時間もあるため片手にかかる負荷は通常よりも高く、保持力もかなり要求されます。
そして
一番すごいのが記憶力です。
持久力があるとはいえ、早く登らなければヨレてしまいます。
ある程度の位置を把握しておくとナビゲータからの指示の前に準備ができ、よりスピーディに登れるので記憶力は通常のクライミング以上に必要なスキルとなります。
そのため上位クラスのクライマーはかなり記憶力が優れています。
私だったら2手ぐらいで忘れてしまいそうですが、ブラインドの選手は位置関係を覚えるのにかなり長けています。
トップクライマーとして小林選手(B1クラス)というパイオニア的存在がいます。
外岩も登るすごい人です。現在はNPO法人を立ち上げて、ブラインドクライミングを広げていらっしゃいます。
次世代の注目選手
小林選手の他にも次世代の注目すべき選手も出てきています。
注目すべき選手の一人に会田 祥選手がいます。
2016年のW杯パリ大会で優勝するなど、次期パラリンピック金メダルが期待大の選手です。指が強く、カチが得意で足の置き方も上手い選手です。
まとめ
クライミング競技が世間に浸透していく中で、ぜひパラクライミングも注目してほしいです。
各都道府県でブラインドクライミングをイベントで行っていたりするジムも増えてきています。またモンキーマジックというNPO法人が活動を行っていますので、皆さんにもぜひ知っていただき、体験する機会があれば試してみてください。その魅力がわかるともいます。
パラクライミングでも日本が強いところを世界に見せつける日がくるといいですね。
ムーンボード MoonBoard 世界レベルで戦おう
ムーンボード(MoonBoard)をご存知でしょうか?
まだまだジムに置いているところは少ないですが、自分の今のレベルを確かめるためには良い壁だと思います。
最近ではMoonBoard Mastersで楢崎選手と野口選手が2位に輝いて話題となりました。
そんなムーンボードについて今日は書いていきます。
ムーンボード MoonBoardって何?
イギリス出身のクライマー、ベン・ムーンが考案したボルダリング課題です。
決まった傾斜角度(130°)・ホールドの種類・ホールドの間隔(20cm)で構成されています。
現在では世界中のジムに設置され、そのボードの中で様々な課題が作られています。
メリットと特徴
世界中で同規格の壁が使用されているので課題の難易度がばらつくことが少なく、自分の実力がわかりやすいということです。
日本ではジムごとに難易度が異なることが体感的に多く感じています。そのように感じておられる方にはぜひ挑戦していただきたたい壁です。
ホールドの特徴としては各ホールドは小さく、主にカチ、ピンチ、ポッケのホールドが多く、中級者から上級者向けだと思います。傾斜が130°ですから足も離れやすく保持力が問われます。
あと私感ですが、少し課題のホールド間隔が遠く感じることが多く、少しリーチがあったほうが有利?と感じることがあります。海外の方は背が高い人が多いので遠いのかもしれません。
ルールと登り方
ルールとしては通常のボルダリングと大きくは変わりません。
基本として足限定課題です。
現在17935課題用意されています。
ただし、ホールドには順番や色分けなどはされておりません。
そのためアプリをグーグルまたはIOSからダウンロードして課題を選ばないといけません。店によってはタブレット端末を用意してくれているところもあります。
また難易度は基本的にアメリカのVグレードまたはフレンチグレードですので注意が必要です。
アプリはこのような感じです↓。初期設定が必要になるので前もって設定しておいた方が良いです。
ホールドを覚えるのが少し大変ですが、設備が整っているジムではLEDライトでホールドの位置を教えてくれるものもあります。
今年のMoonBoard Mastersの映像とトレーニング動画がわかりやすいので載せておきます。
設置してある場所は?
関東圏内では比較的多く設置してある印象です。
下記のブログに場所がまとまっていましたのでご参照ください。
Moon board があるクライミングジム♪ (2016.1.22) Bouldering camp
まとめ
今回はMoonBoardについて書きました。
トレーニングとしても非常に有効ですし、
MoonBoardさえあれば、遠方の友人ともセッションも可能ですので、ぜひお近くにあるラッキーな方は利用してみてください!
世界レベルを体感してみましょう。