ボルダリング 足のコンディショニングー足のケアしていますか?ー
ボルダリングシューズは他の靴に比べて極限までにサイズを詰めて履くシューズです。
そのため長時間履いていたり、クライミング歴が長くなると足部のトラブルが多くなると思います。
ボルダリングをしていると、指が痛くなりませんか?
足の指が動かしにくくなっていませんか?
今回は、そんな足のトラブルについてとコンディショニング方法について簡単に書いていこうと思います。
ボルダリングの足について
by 快足専科
上の写真のように足の指に胼胝(タコ)ができている人が多い。
ボルダリングシューズの中では、つま先に力を集めるように指を曲げている状態(下の写真参照)で履いている場合が多いため、皮膚がボルダリングシューズと擦れて皮が肥厚し胼胝になります。
このような状態を常に続けていると、足の変形(外反母趾など)や可動域の低下を招くことになりかねません。
ボルダリングにおける足指の重要性
手の同じように足は重要な関節です。
単に体重を支えるという役割とホールドがどのような状態にあるのかを探る重要な感覚器官とも考えます 。
例えば、
壁が滑りやすいのか?
つま先の荷重が十分なのか?
引っ掛かりが浅いのか・深いのか?
このようにさまざまな情報を教えてくれます。
しかし、足が動かしにくくなっていたり、痛みがあればその重要な情報が伝わってこないのです。
これではうまく登れませんし腕の負担が増えるばかりです。
なので足の機能を保つことは重要なケアと言えます。
足指のケア方法
まずはテニスボールを使った簡単な足のマッサージ方法です。
足の裏は強い靭帯と筋膜が集積しており、ここをほぐすことで血流改善、バランス改善が期待できると思います。
ファームローラーを使用してもさらに効果的です。
ローラーは他の部位(例えばふくらはぎ、太もも、お尻の筋肉)にも使えるため、全体的な体のコンディショニングにも有効です。
次に道具をトレーニング方法です。
外国人が英語で教えてくれていますが、言っていることは単純です。
前半の体操(8:22ぐらいまで)を行ってみてください
内容を羅列しておきます。
- 足首を上下にしっかりと動かします
- 足首を左右にしっかりと動かします
- つま先を円を描くように回します
- 片足でつま先立ち(culf rise)を繰り返します。(手で支えてもOK)
- 閉眼片足立ち(おそらく5秒程度)
- タオルをつま先で手繰り寄せる(タオルギャザー)
あとはボールを使ってのマッサージ方法などを言っているので、先ほどのマッサージと同じことです。
まとめ
手の指だけでなく、足の指もしっかりとケアを行い足裏感覚もしっかりと養っていきましょう!
普段、窮屈な思いをしている足をたまにはリラクゼーションしてあげてはどうでしょうか。
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