ボルダリング 体重は関係するのか?
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あと3kg・あと1kg・あと300g軽くなれば
あの憧れの課題を落とせるはず!
ボルダリングをしていると体重を意識しないことはありませんよね。
体重を落とすために、食事制限を行ったりランニングをしたりと様々な努力を行っているクライマーの方は多くいます。
より高いパフォーマンスを発揮するためにはそうした努力が必須なのは間違いありません。
しかし、私は食事制限が苦手です。好きなものは食べたい!
むしろチョコレートを食べながら登っています(笑)
でも強くなりたい!
では
どこまで体重を減らせばベストなのでしょうか?
調べても良いデータがなかったので、私の体重変化とボルダリングの成長を書いていきます。
私の体重の変化
2014年12月から2016年12月までの経過です。
スポーツショップの体重計で記録していただいていました。
ちなみに私の身長は182cmです。
体重は・・・、悲しくなるほど変わっていませんね。むしろ増えてる!(笑)
クライミングの経過
はじめに計測した2014年12月はまだ始めたばかりで、月に1〜2回の頻度でボルダリングしてました。
その時のグレードは5級レベルでした。
現在のベストグレードは1級〜初段です。今は週2ペースで登っています。
体重は変わっていないけど上達している。そこまで体重は関係ない?
何が変わったのか?
一番変わったことは体脂肪率です。
最初は15%→現在は7%まで減りました。
ということは、体脂肪が減って筋肉が増えたということですね。
本当に体重は関係ないのか?
この結果だけをみると体重は関係ないように思えます。
しかし、上手い人に太っている人はあまり見かけません。
ボルダリングに適した体重があるのではないでしょうか?
適度な体重とは?
BMI(body mass index)が分かり易い指標として使われることが多いです。
ここで簡単に計算できます。
おそらく適正体重だと少し重いと思いますので、BMIで見た方が良いです。
適正は大体BMI18〜21程度かな?。
これぐらいの人は、そこまで体重を気にしなくても良いと思っています。
実際にワールドカップチャンピオンの野口選手でもBMI18程度です。
BMIが高い人はどうしたら良いのか?
痩せれば良い!というのは簡単ですが、痩せるのは簡単なことではありません。
しかし、体重が重い人(=BMIが高い)は怪我するリスクも高いと考えられます。
そのため、ボルダリングの課題を選んで、取り組むことをお勧めします。
その方が、挫折も少なく、楽しくボルダリングできると思います。
課題の選択
傾斜が強くなればなるほど、手の負荷の割合は増えていき、逆に足にかかる負荷は減っていきます。
BMIが高い人はまずはスラブ(前傾壁)〜110°程度までの壁を中心に登り、筋肉量を維持しながら体脂肪を減らし、テクニックも磨きます。
BMIが適正に近づけば、強傾斜壁への挑戦頻度を増やしていくことでスムーズな上達につながると思います。
そのため、日々体の変化をチェックすることが大事です🎵
まとめ
・上達とともに体重は変わらなかったが体脂肪は変化した。
・体重はBMIを参考に減量すると良いかもしれない。
・筋肉量は維持して脂肪を減らすことが理想。
・BMIが高い人は、まず垂壁を中心に登りましょう。
・日々、体のチェックが大事。
体重が気になる方は自分のBMIを計ってみてはどうでしょうか?
新たな自分と出会えるかもしれませんよ。
私が日々使っている体重計はこれです。
体重を測るだけであれば安価なもので十分ですが、体脂肪を正確に図りたい方は精度が高いものをオススメします。
参考までに
誰か体重とボルダリングの関係がわかるデータがあれば教えて下さい。