ボルダリングのコツ1
よく、初心者とボルダリングする機会が最近は多いのですが、つまづきやすいポイントが似通っていることがあり、いくつか簡単に紹介するとともに、解決策を考えてみます。
オブザベができていない見切り発車さん
登る課題のルートを確認することをオブザベーションと言います。いわゆるオブサベです。
始めてばかりの人ができていないことが多く、経験を積むにつれてオブザベにかける時間が長くなります。
オブザベができると、いちいち次のホールドを探さなくてよいので、効率もよくなって結果的に多く登ることができます。
以下、よくある会話
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私「オブザベした?」
友人「はい」
私「何回した?」
友人「1回だけ」
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これでは不十分です。5個〜15個程度もあるホールドを覚えるには1回では完璧に覚えきれないと思います。
私は大まかにルートを確認すると、足の位置の確認、手の順序、ホールドの持ち方、体の傾け方(ムーブ)などを考えていきます。
はじめは体の動かし方がイメージできないことが多いですが、手の順序やホールドを見落としていないかの確認を癖にできるとオンサイト率が上がると思います。
肘を伸ばしてのぼることと三点支持を意識しよう
はじめは登ることに必死ですよね
最初はそれが普通ですが、ボルダリングの経験を積むにつれていままでの登り方では難しい課題に出会います。とくに傾斜壁で多いと感じます。
このときに意識することは2つ!
⒈肘を伸ばしながら登る
肘を伸ばす理由としては、腕を曲げた状態ではより多くの筋肉を使ってしまい、疲労が早くなってしまいます。さらにその状態で登り始めると上半身に力が入っている状態では足が動きにくくなり、足の力を有効に使えません。
肘を伸ばすには膝を曲げる必要があります。膝を曲げることで重心が下がり、ホールドも持ちやすくなるのでとても重要です。
⒉3点支持
足をしっかりとホールドに乗せる、ホールドを掴む手以外の3点は必ずつけておきましょう
両足と片手は必ずホールドに置いておくことがかなり重要です。
意外に足が片足になってしまったり、両足が外れたり(足ブラ)してしまいがちです。
足がホールドから離れると、その負担は手にかかります。
結果として疲労につながってしまいます。
課題で最後の方に疲れてゴール手前で落ちてしまうことが多い方は、気をつけてみてください。
はじめはこの2つを意識することで少しボルダリングへの取り組み方も変わるのではないでしょうか?
またボルダリングのちょっとしたコツを少しずつ書き留めていこうと思います。
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